篠原演芸場 東京大衆演劇の世界
https://gyazo.com/53ff6ef0edabfb310fc313af5efb654f
🔼2階席から見た舞台
予定していた用事が急遽なくなり、同じ日にかぶっていけないと悔やんでいた演劇に単身乗り込んできました。
初めての世界。鼻息荒く、意気揚々と到着するとそこにはすでに長蛇の列
後ろに並んだ常連さんは、いつもはすぐ入れるのにと驚いています
1階の予約席は満杯。
自由席を1枚購入し、2階へ。
幸い、一番前がまだ空いていたので、陣取り、百円で座布団を借りる
隣の人との距離はなかなかに近いけど、常連さんの小話に盛り上がる
https://gyazo.com/0254941dddc8dbea206e9be56871b791
忙しない世間、接触を避けて遠慮しあい隔離しあうなか忘れかけていた、昔ながらの人と人とのコミュニケーションがそこにはありました
同じ時間、同じ場所を共有する一期一会の世界
12時開演10分前、下でおにぎりの列に並ぶ。
飛ぶように売れて、最後の1つにありつけ、ぎリぎり1分前、席に戻って頬張りお腹を満たす。
ついに開演。
太鼓の音がもうすぐ開演の合図らしい
https://gyazo.com/490c10be23f5938f909e08ccf8716f32
第1幕は、演劇
団員による、見事な掛け合い、演劇がくり広げられていく
江戸時代の町人たちの暮らしが垣間見え、
風刺の効いたセリフ回しに、マスクの下でたくさん笑いました
休憩を挟み、第2幕
休憩中に、第3幕にゲスト出演する「松本梨香さん」の作品のサイン入り絵本とキーホルダーを購入
https://gyazo.com/1ce6ef97be09f6138b3159d4d5057e7b
第2幕は団員さん達の一人一人の演舞ショー
第1幕で侍をしていた男性達が、艶やかな女方に変身し、一曲一曲持ち前の舞踊を披露
昭和の日本歌謡から椎名林檎まで、曲に多様性とアレンジがあり、老若男女の観客を飽きさせない選曲と見事な体鯖き
折下、若かりし頃、自分自身も茶道ととともに稽古に励んでいた「日本舞踊」の世界
その足捌きや、扇子・傘の使い、着物の着こなしなど食い入るように鑑賞しました
(隣の方は、ちょっとこっくりこっくり笑)
おひねりもたくさん
お客さんたちが、お気に入りの演者さんの胸元に、お札を挟み、お土産のようなものを渡している
1階だったらやってみたかった。
https://gyazo.com/610bdd0bd5200d825b0650bc6f7e88a7
そして、第3幕 ゲストの松本梨香さんの歌と全員のダンスショー
冒頭、マイクがオンになっていないトラブルがあるも、それを「舞台は生物(なまもの)」と言って
一瞬で笑いに変えてしまうユーモアさと、力強さ。私は目がハート。
座長の恋川純さんとは、旧知の仲で、梨香さんが一緒に舞台に立ちたいと熱烈ラブコールして今日の日が実現したらしい。
そんな記念すべき日に、同じ場所にいられる幸せ。
2人の友情が伝わってきて、とても込み上げるものがありました。
1曲めの「生きてこそ」は、
その歌詞としっとり歌い上げる梨香さんの歌声に、思わず号泣してしまいました
まさに、「生きてこそ」今があり、この瞬間を楽しめている自分
一時死の近くまで寄って行った自分を思うと、色んな意味で思いが込み上げ感動しました
https://gyazo.com/490c10be23f5938f909e08ccf8716f32https://gyazo.com/e740485fd2384ebb6d007f204d7d581d
2曲めは「顔晴れワッショイ!」
6歳の幼な子の見事な太鼓から始まり、、
全員集合で、派手な音楽と見事なパフォーマンスで感動のフィナーレ
帰り際、休憩時間に迷っていた「ポケモンゲットだぜ」の松本梨香さんサイン入りCDを購入
初めて地元のCDショップで買った8センチのシングルCDから、時が経つこと27年
大人になって、こんな形で、またこのCDを買うことになるとは、夢にも思いませんでした。
コンテナシェルへいくときの、勢いづけソングとして、車でエンドレスしようと思います。
https://gyazo.com/caf9fcfadac64bf08c28086f5abbab43https://gyazo.com/4d763f3da42547412fc5e74cbdbe8e0d
本当に、全てが素晴らしかった!!!
正味3時間超!
映画と同じ価格で、一味も二味も違う、なんて贅沢な時間でしょう!
リアルな人の息遣いや、毎回違う間や空気感。
こんな知らない世界が広がっていたなんて!
https://gyazo.com/ae089215b8c39aab17b5ca54826e023ahttps://gyazo.com/0aa3ed0dc41a7112e1561dffb8380932
見知らぬ誰かと、興奮をわかち合いながら帰宅の途に。
新しい世界を知る素晴らしいきっかけをくださって感謝です。
エンタメの世界こそ、日本を救う気がしました。
恋川一座は、もうすぐ東京を後にして次の公演の地に向かうらしい。
そうして日本全国を渡り歩いていく。
テレビで見たことあったけど、こんなにかっこいい人たちだったんだ。
裏には大変なこともたくさんあるだろうけど、舞台で輝くために、お客さんを喜ばせるために、たくさんの努力やドラマがあることを感じ取りました。
軽トラシェルで、全国各地の公演を追いかけてそうな自分が浮かびます笑
https://gyazo.com/6638562173da320adbeef93a31fdd183
🔼子供達に読み聞かせ。喜んでいました。感謝です。早く車の中で熱唱したい。